※この講座は終了しました。

9月30日(水)の特別講座「博物館の仕事と舞台裏」は超スペシャルでした。メイン講師は京都国立博物館館長の佐々木丞平先生、お話を引き出して下さるのは夫人で嵯峨芸術大学教授の正子先生という贅沢な90分。(ちょっぴりご夫妻の力関係も垣間見えて大変楽しかったです)。

さてこの講座で館長自らが語って下さったのは、企画常設展示だけではないさまざまな博物館の仕事についてです。たとえば文化財の修復作業。気が遠くなるような根気のいる作業を日々行っているのも博物館。そこではできるだけ前時代の修復を生かして次に伝えるという、時代を超えた仕事の時間軸があります。こうやって日本美術が守られているのですね。他にも博物館の地下努力、フランスのブランドとのコラボや、伝統ある建物を背景にしたイタリアンオペラの野外公演など新しい展開…etc,etc。今度博物館へ出かけたらきっと見る目が変わってます。

 現在京博で開催中の「琳派 京を彩る」では宗達、光琳、抱一がそれぞれ描いた「風神雷神図屏風」が三者そろい踏み。充実の作品群が注目を集めています。ちなみにミュージアムショップで売られている琳派の絵に描かれているトラを模したぬいぐるみが人気。このトラリンの命名は佐々木館長だそうです。