平安時代の僧、恵心僧都源信。現在に至るまで日本人の心に浸透している地獄と極楽のイメージや浄土信仰は源信がいなければ広まらなかったかもしれないといわれるほど、日本仏教史にはもちろん仏教芸術にも多大な影響を与えた存在として知られています。この講座では、伝記や『往生要集』の著者として以外の源信像に迫ってみます。それは、説話など物語の中に描かれた源信に出あうことで、真の姿を読み解いていこうというものです。講師は名古屋大学大学院教授・阿部泰郎氏。7月20日(木)13:30~15:00。1回3,400円。※奈良国立博物館で開催される特別展「源信 地獄・極楽への扉」(7月15日~9月3日)の鑑賞もより深く楽しくなることでしょう。詳細は源信