なんて自由!なんて自然なヒグマの姿!

 これは去る9月2日にソフィ受講生の皆さんと知床羅臼を旅して見た
ヒグマの写真です。知床半島先端に近い「ぺきんの鼻」にて。数日前から遡上しはじめた
ばかりのサケをさっそく?まえにきた、何の屈託もない、野生そのものの熊の姿です。
 私達はそうっと、海の上の漁船からその様子を眺めさせてもらっていました。

まだ痩せていますが冬眠に入るまでに100㎏近く体重を増やすという大人のヒグマ。海に潜っては獲物を探し、思いっきり水しぶきを上げては大きな手でサケを捕まえよう何度も何度もチャレンジ(意外に鈍クサかった)。やっとつかんだサケの皮をはぎ、紅色の生身を独り味わう。実に悠々と。そりゃあ美味しいに違いない。
これから何日もこの場所でそうやって狩りを続けるのだろう。獲っては食べ続けるのだろう。
 無防備で孤独で…そしてなんて自由なんだろう。

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_DSC0144s撮影:佐藤伸司(羅臼観光協会)

 ☆「羅臼を歩く 生きものの優しさに触れながら」の旅ではヒグマやシマフクロウ、マッコウクジラを見たり、羅臼独特の森をウオーキングしました。創企舎ソフィではこんなふうな「ちょっと変わった場所」を選んでカルチャーな旅を企画しています。よろしければ今度ぜひご一緒にいかがですか。

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野性味あふれるシマフクロウも!