2023年秋の講座一覧 一覧表はこちら➡2023年度秋
特別講座
■地球科学が面白い 変成岩の話~岩石はどのように変化していくのか 名古屋大学教授・道林克禎
一度できた原石が何らかの作用を受けることにより別の岩石に変わっていく過程を取り上げます。地球内部で何が起きたのか、変成岩をじっくり見ることからそれを推察します。先回の講義からさらに進めて、物言わぬ岩石が語っている地球の成り立ちを紹介します。10月14日、土曜15:30~17:00、3,000円
レギュラー講座
■『徒然草』を味読する 筑波大学名誉教授・ 稲垣泰一
随筆文学の白眉である兼好法師著作の『徒然草』を、江戸初期の古写本(大和絵の挿絵入り)を用いて、全段を熟読します。著者の人間観、処世術、人生観、趣味論などを読み解いていきます。 不定期 金曜13:00~15:00、1回3,500円。
■焼きものを見極めよう~陶磁史の視点から 元愛知県陶磁資料館館長補佐・井上喜久男
焼きものを理解していく上で重要なのは、産地を見極め、かつそれがいつの時代のものなのかを判断する眼を持つことです。この講座では、各窯の陶磁史を理解した上で、少しずつできるだけ実物を通して「本物とニセモノ」の見方を習得することを目指します。第3水曜13:30~15:00、 3回9,200円、各回3,500円。
■日本の仏像シリーズ~対比でみる鎌倉彫刻 大和古寺の仏像Ⅶ 奈良国立博物館名誉館員・鈴木喜博
興福寺の鎌倉彫刻史の続編。興福寺の鎌倉彫刻の歴史を、「対比」の視点から概観し、尊像別に整理して様式の展開をみていきます。そこで語られる歴史のストーリーは、新しい視座へと導かれると思います。テキストは前期と同様に、これまでの資料集を概説用(尊像別)に編集したものです。10/25、11/22、12/27 水曜13:30~15:00、3回11,300円、各回3,800円。
■『梁塵秘抄』の世界 国文学者、日本歌謡学会理事・ 馬場光子
戦いが続き、いつ終わるともない混乱が続いていた時代に人びとが口ずさんでいた歌々。何やら今に通じるものがしみじみと迫ります。後白河法皇が編纂した今様歌の集大成『梁塵秘抄』の或るひとつの歌を取り上げて読み味わう講座です。レギュラーで開講していますが、1回受講や初めての方も大歓迎。不定期、月曜13:30~15:00、各回3500円。
■能・狂言を深く知るために~能・狂言で味わう四季 伝承文化研究センター所長・林 和利
能・狂言の作品には季節感の漂うものがたくさんあります。室町貴族の美意識を反映した演劇ですから、平安時代以来の和歌の伝統を継承しているのです。花鳥風月とか雪月花と言われるように、日本の文芸はそれぞれの季節を象徴する風物を大切にしてきました。たとえば、勅撰和歌集の部立て(分類項目)には、春夏秋冬の四季を最初に置く慣わしでした。その伝統を受け継ぐ能・狂言を通して日本の四季を味わいます。10/7、11/4、12/2 土曜13:30~15:00(7/1のみ13:00~14:30)、3回8,300円、各回3,300円。
■ユング心理学「箱庭体験」 はこ心理教育研究所所長・亀井敏彦
心が疲れていませんか。他人のようにうまく生きられない、対人関係が苦痛に感じる、潤いのない毎日・・・、そんな心の葛藤を、ユング派の分析家といっしょに見つめなおしてみましょう。箱庭作りを体験することで、魂を自由に遊ばせ、今まで気づかなかった自分を発見します。会場は、はこセミナーハウス(犬山市)11/19、1/21、3/17 日曜 13:30~16:00、3回19,800円。
■心理療法家と作る縄文土器・土偶・仮面 はこ心理教育研究所所長・亀井敏彦
縄文人の心に触れ、こころを遊ばせてみませんか。ユング派の心理療法家の指導で、クレイワーク(粘土遊び)の要素も取り入れ、愉しみながら作品を作ります。初めての方には土練り、成形の基礎から。経験者は自由に作品作りを。会場は、はこセミナーハウス(犬山市)。6/25、7/23、8/27、9/24、10/22、11/26 日曜10:30~15:00 6回45,000円(材料費、焼成費、昼食込)。
※会場表記のない講座の会場はすべて地下鉄東山線千種駅、桜通線車道駅直近のIMYビル会議室で行います。
※各講座の詳しい内容を記載したチラシもございます。お気軽にお問い合わせ下さい。