蕪村作品今年は蕪村生誕300年。我が国に中国文人の世界観を伝え、より広く表現方法の自由を追求した蕪村。俳人でも有り、絵師でもあったその芸術世界に迫ります。まだ旅は難しかった時代、蕪村は各地を旅したことでも知られています。蕪村の句は外界の景を写す写生句であるのに対し、絵画の方はその背景の物語性を彷彿とさせ、蕪村は詩で描き、絵で語るという二つの世界を交錯させた表現をよく用いますが、それによって一段と深まる蕪村世界を味わってみましょう。講師は京都嵯峨芸術大教授・佐々木正子氏。5月27日:蕪村の生涯、6月24日:蕪村作品の解析、7月22日:蕪村と文人画の世界。3回10,000円、各回3,400円。詳細は➡日本美術史 蕪村と文人画