夏の終わり、台風の狭間に壱岐島にて3泊4日のウオーキング。目の覚めるようなブルートパーズ色の海、不思議な形をした岩、日本史の教科書には載っていなかった元寇の史実、使われることなく終わった砲台の跡、古代「一支国」を島肌で感じるような風景。壱岐島だけで4日を過ごしましたので、島のあちこちをゆっくり歩くことができました。その土地を見て通り過ぎるだけでなく、実際に歩いてみるといろいろなものが見えてくるのが面白いところです。台風10号が通り過ぎた直後に島へ到着し、12号が九州南部でノロノロしている間に、嵐の前の静かな海峡を通過して無事帰還しました。(2016・8月31日~9月3日に催行)
その②「懐かしい里山風景を訪ねて」
第1回は飛騨市神岡町山之村へ。この日も前日までの豪雨予報をくぐり抜けて、時折、雨の止んだ雲間から秋の澄んだ青空が。飛騨市の奥、標高約1000mの山之村までは、往復ともに名古屋から4時間近くかかりましたが、やはりここまでくると残暑の街とは別世界。少し肌寒さも感じるくらいの気温です。少し色づき始めた木々、秋の花が咲き、豪雪に耐える「板倉」の倉庫が建ち、家の前のきれいな湧き水で、赤かぶを洗っている人にも出会いました。日本の山里そのままの景色を見ながら、同行講師・伊藤栄一先生の熱い解説も加わって楽しいウオーキングとなりました。でも現代文明に侵されているとどうしても「この辺の人ってどこへ買い物に行くんだろう」「街灯が全然ないから夜は真っ暗だろうな」「車がないと生活できないんじゃないかしら?」・・・・等々つい考えてしまうのが悲しい。(2016年9月29日 バスで日帰り)
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