日本の仏像シリーズの4月期は、奈良国立博物館の春季特別展「快慶」に寄せて、仏師快慶の鎌倉彫刻を学びます。その後は、毘沙門天信仰の図像学です。毘沙門天は、四天王のひとつ、多聞天でもあり、その信仰は平安時代において東寺の兜跋毘沙門天、比叡山にあった毘沙門天、鞍馬寺形の毘沙門天などに分類されます。この時期の毘沙門天のかたちを整理するという視点から、毘沙門天の彫刻の名品に出会います。講師は奈良国立博物館名誉館員・鈴木喜博氏。詳細は➡日本の仏像1704
また、4月18日(火)には奈良国立博物館で「快慶展」鑑賞と、東大寺南大門の仁王像を拝観する現地講座を、鈴木講師の同行・解説で実施します。現地講座の詳細は➡0418現地講座