創企舎ソフィのシリーズ現地講座「五感で愉しむ京都」の第1回は、平曲の盲人伝承を唯一守る、おそらくは最後の演奏家・今井検校勉氏による平家物語巻十一「那須与一」を、ゆかりの寺(即成院)本堂を会場に開催します。
「平家物語」を語る平曲は、盲人伝承を軸として約800年、現代にまで伝えられてきた極めて貴重な日本の口承文芸です。会場となる即成院は、那須与一の最期にまつわる伝承が残り、境内には遺徳を称えた石塔があります。本堂に安置された二十五菩薩(重文)の前での演奏は、音が像の中に届くことで、他では得られない奥深い響きが感じられます。迫力ある、そして時にしみじみとした名演をお愉しみ下さい。詳細は⇒今井検校演奏会
■2018年10月30日(火)午後2時開演
■参加費6,000円、22歳以下3,000円(拝観料含む)
※会場へのアクセス:JR京都駅八条口からタクシー5分、JR奈良線、京阪電鉄「東福寺駅」から徒歩10分。