寒の戻りも一段落、春の陽ざしがキラキラとまぶしい日に、たくさんの皆さんとのんびりウオーキングを楽しみました。名古屋ではすでに桜も散り果てていますが、中津川あたりではまだ満開。どんどん北方向へ進むと梅と一緒に1~3分咲きの桜がちらほら。こんなに違うんですね。さて今回は講師の伊藤先生の地元、下呂市萩原町四美地区の桜を愛でながら歩きました。お目当ては「岩太郎桜」とその兄弟の2本の見事な枝垂桜です。完璧な女になるまでちょっと待って・・というくらいの、まだちょっと初々しさの残る女性のような(!)美しい桜を愛でました。ふと見れば何と「カタクリ」の花がいっぱい咲いています。(白花のカタクリも発見)。各地の桜の名所のように何十本もの桜が一斉に咲く様子にも圧倒されますが、誰かの畑のふちに一本だけスックリと咲き誇る古木に出会えるのもすてきです。かつての里山にはこんな春の風景があちこちにあったのでしょうね…。伊藤先生の熱のこもったガイドも楽しくほのぼのとした里山ウオーキングでした。