2017年9月からの新講座をご案内します

九州の仏像~英彦山の神仏
英彦山は九州を代表する霊山です。三つに分かれた頂と大きな山体は、周囲の山々とは全く異なる個性を見せ、太古より尊崇されてきたことが頷けます。英彦山神宮を中心に神の山として仰がれている英彦山には、貴重な神像が存在しています。そしてまた、廃仏毀釈を経てなお、仏像も少なからずのこされていることが、明らかになってきています。最新の調査成果に基づき、神仏が共生する聖地としての英彦山についてお話しします。講師は九州歴史資料館・井形進氏。9月15日(金)13:00~15:00、1回3,500円。詳細は➡九州の仏像

三傑(信長、秀吉、家康)と茶の湯
戦国時代に活躍し、その後に成立する近世日本の基礎を築いた三人の人物、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三人は、時に「三傑」と並び称されることがあり、また茶の湯にも深く関わりました。新しく発見された「信長茶会記」をはじめ、最新の資料をもちいて三傑と茶の湯のかかわりについて詳しく説明します。講師は野村美術館館長・谷晃氏。 9/27、10/25、11/22第4水曜14:30~16:00、3回10,000円、各回3,400円 詳細は➡201709三傑と茶の湯

応仁の乱を再考する
応仁の乱は、戦国時代を生んだ大乱ともいわれ、誰もがその名を耳にしたことがあっても登場人物が多く、誰と誰が何を賭けて戦い、誰が勝ったのか、説明できる人はあまりいない。最新の研究成果を踏まえ、応仁の乱の原因、戦闘の実態、社会的影響などについて探っていきます。講師は国際日本文化研究センター助教・呉座勇一氏。 10月7日(土)13:30~15:00。1回3,500円。詳細は➡2017応仁の乱

浄瑠璃物語の世界~人形浄瑠璃文楽のルーツ
人形浄瑠璃文楽は日本を代表する伝統芸能です。2003年にはユネスコの世界遺産に認定されました。この講座では、人形浄瑠璃文楽のルーツである「浄瑠璃物語」(浄瑠璃姫の一代記)について、浮世絵の開祖・岩佐又兵衛の豪華絵巻(重要文化財)などを通じて、楽しみながら学んでいきます。講師は早稲田大学演劇博物館招聘研究員・深谷大氏。10月26日、11月30日、1月25日 木曜13:30~15:00 3回8,100円。詳細は➡浄瑠璃物語