首里城に隣接する琉球王家の菩提寺である円覚寺の総門には、かつて仁王像が安置されていました。1945年の沖縄戦によって首里城と共に壊滅的な被害を受け、13の残欠部材のみが今に伝っています。残欠部材の自然科学的な検証を含めた多角的な調査によって、秘められていた仁王像の歴史が次第に明らかになってきました。琉球王国と日本との交流、円覚寺を開いた臨済僧介隠の活躍、臨済宗と院派仏師の関係など、残欠部材が今に伝える歴史と共に、円覚寺仁王像の復元の様子を紹介します。講師は一般社団法人木文研代表理事・岡田靖氏。詳細は➡仏像復元(2)